
どうも♪
本せどり歴18年目突入のコータです♪
Amazonには大口出品と小口出品という出品形態があり、大口出品と小口出品それぞれの違いについて解説します。
特に本せどりをはじめたばかりの初心者さんは、せどりにかけられる経費が少ないことから、できるだけ安く本せどりを実践したいと思っているでしょう。
Amazonの大口出品と小口出品とでは、かかる各種手数料の費用が変わってくるので、アナタの現状を考えながら大口出品か小口出品かを選んでいく必要がありますよ。
それでは今日もお付き合いよろしくお願いします。
Amazonの大口出品と小口出品の違いを知ろう
まずは大口出品と小口出品のそれぞれの違いについてです。
細かな違いはありますが、今回は本せどりに大切な部分に焦点をあてて大口出品と小口出品の違いを解説しますね。
- プランによる固定費の違い
- 購入者の決済方法の種類が変わる
- 配送料金の自由度の違い
大きくわけてこの3つが本せどらーが知っておくべき大口出品と小口出品の違いとなります。
それでは詳しく解説しますね。
プランによる固定費の違い
大口出品と小口出品はAmazon上で利用するために、かかる固定費が全く違います。

画像引用元:アマゾン
表のように小口出品は1冊(1商品)販売するごとに販売手数料とは別に成約料金という形で100円の固定費が発生します。
それに比べて大口出品は何冊販売しても4,900円の固定費(販売手数料は別に必要)で済みます。
プランによる固定費の違いを知っておかなければ、あとから損することになるのでしっかり覚えておきましょう。
購入者の決済方法の種類が変わる
次の違いは購入者の決済方法の種類が変わる点です。
クレジットカード
Amazonギフト券
以上の決済方法しか選べませんが、大口出品の場合は
クレジットカード/Amazonギフト券だけでなく新たに以下が追加されます。
コンビニ決済
代引き
Edy払い
Amazonギフト券は様々なタイプがあり、Amazon内で使えるギフト券みたいなものです

画像引用元:アマゾン
コンビニとかでよく見かけるのはカードタイプです。
購入者目線でも決済方法が多いほうが助かることも多いと思います。
配送料金の自由度の違い
あまり知られていないのは、自己発送の配送料が大口出品と小口出品で自由度が違うことです。
カンタンに言うと小口出品はAmazonがカテゴリごとに配送料が固定されているのに対して、大口出品は配送料は出品者が自由に決められます。

画像引用元:アマゾン
以上がわかったところで、大口出品と小口出品のそれぞれのメリットとデメリットについて解説します。
小口出品のメリットとデメリット
まずは小口出品のメリットとデメリットからです。
- 販売数によってかかる固定費が違う
- 販売数を毎月気にする必要がある
- 配送料の固定による困る点
ざっくりまとめるとこんな感じですね。
小口出品のメリット:販売数によってかかるお金が違う
大口出品は何個売れても月に必ず4,900円発生し、小口出品は1商品売れるごとに成約料として100円のプラン料金が発生します。
小口出品の良さはプラン料金が大口出品のように固定ではないため、販売数が少ない月は販売数に応じての小口出品のプラン料金が上下します。
まだまだ安定して仕入れができない本せどり初心者さんは、販売数によって小口出品のプラン料金が変わるので、固定費がかかりすぎる心配はありません。
販売数を毎月気にする必要がある
販売数によって小口出品のプラン料金が変わるので、プラン料金を支払いすぎた!ということはありませんが…
気にしなければいけないのが月の販売数です。
49個以内の販売がずっと続くのであれば小口出品のプランを選ぶべきですが、50個以上の販売が継続していると大口出品にしたほうがお得となります。
1月の販売数45個
2月の販売数48個
3月の販売数52個
4月の販売数55個
このように49個付近の販売をウロウロしていると、4カ月の平均販売数が50個になるので大口出品にしたほうがお得になるかもしれませんからね。
月の販売数を気にせずガンガン売っていくぜ!という人は大口出品にしたほうがいいです♪
小口出品のデメリット:配送料の固定による困る点
次に小口出品は自己発送の配送料がAmazonによって固定されてしまう点です。

固定されているってことはお得じゃないの?

うーん、そうとも限らないんですよね
なぜお得とは限らないと言うと
アナタのお住まいや配送会社との契約によって、Amazonが固定している送料ではお金が足りない場合があるからです。
1冊の本を売るだけだったらAmazonの固定送料でまかなえますが、もしもセット本や大型本を販売する時やお住まいが北海道や沖縄だった場合を考えてみましょう。
北海道や沖縄や離島などにお住まいの人は、普通郵便等の定額料金で送れる発送方法以外のクロネコヤマトやゆうパックなどのサービスは、お住まいの地域によって配送料が大きく変わってきます。
もしも送料が1,000円かかってしまっても、小口出品の場合はAmazonが指定している送料以外は購入者からはもらえません。
ということは、本の販売価格に送料分のお金を上乗せして販売するしかなくなってしまいます。
販売価格がライバルに比べて高くなると購入機会を失うので、かなりのデメリットになってしまいます。
逆に東京などの首都圏にお住まいの人は、配送料金をそこまで気にしなくても平気という人もいますので、お住まいの地域によってデメリットにもなりますしメリットになるかもしれませんね。
あくまでも送料が固定されるのは自己発送なのでFBAを利用する場合は気にしない点でもあります。
大口出品のメリットとデメリット
小口出品に比べて4,900円のプラン料金が固定でかかってくることがデメリットと言えばデメリットです。
ですが50個以上仕入れて販売するのであれば、販売数ベースで考えるとかなり安く大口出品を利用できますからね。
ここは必要経費として考えておきましょう。
大口出品のメリット:配送料の自由度
先ほど小口出品の自己発送はAmazonによって送料が固定されていると書きましたが、大口出品の場合はAmazonによる送料固定がありません。
逆に言うと送料無料(0円)と設定もできてしまいます。
購入者目線から言うと送料無料ってお得感がありませんか?
購入者はお得が大好きなので、送料がかからない出品者から購入したいと思いますよね?
購入者に対するお得な心理を与えるためにも配送料は出品者で自由に設定できるというのはメリットです。
大口出品の費用の支払いはどうなる?
大口出品の費用は、アナタのアカウントの売り上げから差し引かれることになります。
もしもアカウントに売り上げ(残高)が足りていない場合は、登録しているクレジットカードに請求がいきます。
回転よく売り上げがあれば、よっぽどのことがない限りは大口出品の費用が足りない!なんてことはないのでそこまで気にしなくてもOKです。
大口出品と小口出品のどちらを選べばいい?
大口出品と小口出品を選ぶシンプルな考えかたは、月の販売数が49個以上あれば迷わず大口出品です。
先ほど書いたように直近数カ月の販売数の平均値を出して大口出品か小口出品にするかを考えても良いですね。
本せどりは軌道に乗ってくればいずれは大口出品しか視野にはいらなくなりますから。
最初から本気を出すなら大口出品にしてしまうのもありですね。
自分にプレッシャーをかける感じです(笑)
FBA=大口出品なの?
大口出品にすれば自動的にFBAになると思っている人が多いようですが、大口出品とFBAはAmazonの別のサービスとなります。

画像引用元:アマゾン
FBAは発送代行みたいな感じなので、大口出品とは違いますね。
大口出品でも小口出品でもFBA利用が可能です。
小口出品から大口出品はどうやって変更するの?
小口出品から大口出品への変更
大口出品から小口出品への変更
それぞれAmazonセラーセントラルからカンタンに変更できます。
- 1.セラーセントラルの右上にある設定から出品用アカウント情報へ
- 2.ご利用サービスの右側にあるサービスの管理へ
- 3.小口出品(又は大口出品)に変更をクリック
- 4.それぞれの注意事項が表示されるので続行をクリック
これだけで大口出品(又は小口出品)へ変更が可能です。
2-3分もあればすぐにできる設定なので、出品プランを変えるなら迷わずやってしまいましょう。
まとめ
月の販売数を確認して大口出品と小口出品を設定しよう
小口設定と大口設定のそれぞれのメリットとデメリットを把握しよう
言ってしまうと小口出品か大口出品かを悩むのは、本せどり初心者さんのうちだけです。
ガンガン仕入れられるようになると問答無用で大口出品になるので、仕入れ量が安定するまでは小口か大口かをしっかりと判断しましょう。
今日も仕入れ頑張っていきましょ~!