利益率30%~50%!適当にやっても稼げる本せどりの見えないデメリット

どうも♪
 本せどり歴16年目突入のコータです♪
本せどりの利益率は高いですが、不良在庫が残りやすいせどりです。
本せどりの最大のメリットは”利益率が高く仕入れ値を低く抑えらえる”ですが、このメリットがデメリットを作りだしているとも言えます。
それはなぜかと言うと?
 利益率が高く仕入れ値を抑えられるけれど、どんどん増えていく不良在庫に気づきにくいという点です。
不良在庫が増えていくとどうなってしまうのか?今日はそのへんをお話していこうと思います。
それでは今日もお付き合いよろしくお願いします。
本せどりのメリットがデメリットを作る

 冒頭にも書いた通り、本せどりの最大のメリットとも言えるものは”利益率が高く、仕入れ値を低く抑えられる”です。
メリットの理由はブックオフの存在がとても大きなものとなっています。
単品本の最低単価は100円+税。
 現在は消費税が10%なので最低単価110円で仕入れられます。
それに、ごく稀ですが110円以下で仕入れられることもあります。
 ブックオフのセット本コーナーで割引になっている本の単価を計算してみると110円以下で仕入れられていた!という感じです。
ブックオフのおかげで僕たち本せどらーは、他のせどりよりも仕入れ値を低く抑えられるというわけです。
仕入れ値を低く抑えられるおかけで利益率も高くなり、僕の場合おおよそ30%~50%の利益率を保てています。
僕のコンサル生さんもそれくらいの利益率を保っています。
でも、この最大のメリットがデメリットを生んでしまうことをアナタはご存知でしょうか?
いつのまにかデメリットだらけに

 [char no=”6″ char=”ふつう男性”]利益率が高くて仕入れ値も低く抑えられるならメリットしかないじゃないですか?[/char]
 と思いますよね?
ここが本せどりの気づきにくいデメリットの入り口です。
本せどりは利益率が高いので、あまりムチャな仕入れをしない限りはお金が残りやすいせどりです。
イメージ的に10冊仕入れて6冊くらいが30%~50%の利益率で売れれば、10冊ぶんの仕入れ値はペイできるし利益もしっかり残ります。
だいたい売れていくペースも10冊中6冊くらい売れていくようなペースですね。
ということは?
 10冊中4冊は売れ残っている又は売れるまでかなり時間がかかっていることになります。
問題はここです。
10冊仕入れて6冊売れれば利益は取れて手元のお金は少しずつ増えていくけど、4冊は売れ残るというループをくり返していくと…
10冊仕入れて6冊売れる(利益は貯まっていく)
 ↓ ↓ ↓
 4冊売れ残る
 ↓ ↓ ↓
 10冊仕入れて6冊売れる(利益は貯まっていく)
 ↓ ↓ ↓
 前回の売れ残りと合わせて8冊売れ残る
 ↓ ↓ ↓
 繰り返し
こういったように売れ残った本(不良在庫)がだんだんと増えていく計算になるからです。
つまりは自分の中では利益を取っている印象だけど、実際は稼いでいるというよりも現状維持(もしくはちょっと稼いでいる)という現象に陥ります。
不良在庫のチェックを厳しくしよう!

 アナタが気づいていないうちに増えていく不良在庫をなくすためにも、しっかりと毎月不良在庫を把握する作業が必要になります。
在庫チェックをしっかりやっていますか?
マカドやプライスターなどの在庫管理ツールを導入していても、毎月しっかりとデータを見ていないようだったら、マカドやプライスターの威力を100%発揮できていません。
しかもマカドやプライスターはAmazonに出品されている本についてしかデータ化してもらえず、あなたの手元にある未出品の本まではカウントしてくれませんよ~
先ほどの10冊仕入れて6冊売れて4冊売れ残るといった割合は、単に売れ残っている不良在庫ではなく、出品するまでに時間がかかっている本も含まれています。
本せどり自体の利益率が高いせいで、未出品や売れ残っている不良在庫が表面上からは隠れてしまうのです。
1ヶ月に一度は以下のポイントをチェックするように心がけましょう↓
- 不良在庫をチェックする
 - 今使える現金残高を把握する
 - ∟現金残高の範囲内で本せどりをする
 
不良在庫を知り、使えるせどり資金を改めて確認する。
 この作業を怠っていると自分では稼いでいるつもりだったけれど、きちんと計算してみたら全然稼げていなかったという事実にガッカリきてしまいますから…
管理が適当でも本せどりはできる

 あまりこういった言いかたはしたくはないのですが、本せどりは管理が適当でも本せどりは成立します。
ただし適当に管理していたら、お金は順調に増えていきません。
気付かないうちに不良在庫に足を引っ張られて、実際はもっと稼げいるはずだからです(;’∀’)
管理が適当だったら、それは”せどりごっこ”でしかありません。
- なぜ不良在庫が増えていくのか?
 - 不良在庫になった原因はなんなのか?
 - 不良在庫を減らすためにどうしたらいいのか?
 
これらを1ヶ月に一度考えることによって、ムダな仕入れが減ったり、メンドウになって後回しにしていた納品のスピードがアップしたり…とアナタ独自の改善点が見えていきます。
適当に本せどりをやっているライバルをあっという間に抜きさる準備として、しっかりと在庫整理を行うようにしてくださいね(*’▽’)
まとめ
しっかり在庫整理&不良在庫の確認をしなくても、なんとなく出来てしまうのが本せどりの怖さです(;’∀’)
利益率が高いのもメリットですが、利益率が高いことでデメリットも作り出してしまうことを忘れないようにしてください。
それでは今日も仕入れ頑張っていきましょ~!
[char no=5 char=”コータ”]せどりのご相談はこちからどうぞ↓
 
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