どうも♪
本せどり歴18年目突入のコータです♪
本せどりをしても利益が残らない人の原因と解決方法について解説します。
解説する方法は本せどりだけでなく各せどりジャンルで稼いでいる人は、あたりまえのようにやっている基本のキくらい大切なことです。
- 毎月仕入れをしているけれどなぜかお金が残らない
- クレジットの支払いに追われている
- 入金されたお金を全て使っているので入金が待ち遠しい
このようなお悩みをお持ちの人にはとても重要な内容です。
毎月Amazonで売り上げがあるのに、「なぜかお金が残らない」とお悩みの人は、必ずご自身の本せどりの状況に当てはめながらみてくださいね。
それでは今日もお付き合いよろしくお願いします。
本せどりで利益が残らない3つの原因と解決方法はyoutubeでも配信中!
今日解説する本せどりで利益が残らない3つの原因と解決方法は、同様の内容をyoutubeでも配信しています。
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◆【超危険!!】利益が残ってない!?毎月支払いに追われている本せどりをしていませんか?利益が残らない3つの原因に当てはまる人は超やばいです!【本せどり】
せどりで稼げないのは現状を数字で把握していないから
本せどりで稼げていないせどらーさんほど、自分のせどり状況を数字で全く把握していない人が多いです。
なんとなく仕入れして稼いでいるという感じですね。
利益を上手に残しつつ今後もせどりで稼いでいくためには、自分のせどり状況を客観的に数字で把握することが近道です。
ご自身を把握している人は10人中3人くらいです。
他の7人は全く意識もしていないことになりますよ。
今日解説する利益が残らない原因と解決方法は全部で3つのカテゴリーがあります。
- 在庫
- お金
- 出品
この3つの原因と解決方法を解説する前に、本せどりならではの大きな原因が前提があります。
まずは本せどりの大きな原因から解説しますよ。
本せどりならではの稼げない大きな原因
本せどりならではの利益が残らない大きな原因として
本せどりは利益率が高すぎるということが挙げられます。
【店舗せどりの場合】
利益率が大体30%~50%ぐらい
【電脳せどりの場合】
利益率が大体20~40%くらい
このように利益率がとても高いのです。
利益率が高いことから、本せどりはお金が残りやすいのです。
利益率が高いということは稼げるということじゃないの?
メリットでもあるしデメリットでもあるんですよ
利益率が高いからお金が残るということは、適当に本せどりをやっていてもなんとなく稼げてしまうわけです。
本せどりは自分が思いもしない利益率で売れることもよくありますし、数が仕入れできるのでせどり初心者さんにおすすめなジャンルです。
逆にせどり初心者でも取り組みやすいので、客観的に自分のせどりを数字で把握しなければ、手元にあった利益が消えていってしまいます。
それでは、本せどりならではの大きな原因を踏まえて、本せどりで利益が残らない3つの問題点と解決方法を解説していきますね!
本せどりで利益が残らない原因①在庫
売れていない在庫が眠っていませんか?
多くのせどらーさんは3か月サイクルで回転する仕入れ・販売する人が多いですよね。
売れていない在庫が眠っているということは、3か月以上売れ残っている本や商品が眠ってしまっているパターンが考えられます。
例えば、9月1日に出品して12月1日以降に売れ残っていたら不良在庫ということです。
特に不良在庫を多く保管してしまっている人は、本せどり初心者さんだけでなく本せどり中級者さんにも言えることです。
なぜなら本せどりは1点の単価が安く、ブックオフでは110円から仕入れができます。
すごい時には激安のセット本を仕入れて、1冊あたりの単価を計算したら110円を下回ることもあります。
110円で100冊仕入れても11,000円
300点あっても33,000円
たくさん仕入れているので、売れ残っていても気になっていない人が多いのです。
これが家電やおもちゃが仕入れ対象だったら、仕入れ単価が1点数千円とかザラですよね。
仕入れ単価が高いので売れ残っていたら気になりますが、本せどりの場合は仕入れ単価の低さから気になりにくいわけです。
これってメリットのようでデメリットですよね(;^_^A
在庫を抱える本せどらーの実態
・10月在庫300点のうち、250点は3か月以内に仕入れた在庫
・11月は在庫300点のうち、200点は3か月以内に仕入れた在庫
どちらも300点の在庫数ですが、新鮮な在庫(3ヵ月以内で仕入れた本)を持っているという意味では、11月は50点少なくなってしまいます。
ということは?
1日の売り上げが変わる可能性が高いということ。
本せどらーさんは仕入れ単価が安いがゆえ、多くの在庫数をかかえて薄利多売になりやすいです。
不良在庫も「いつか売れるだろう」と保管しておきたい気持ちが自分の首をしめることになります(;^_^A
在庫が原因の解決方法
SKUを使って在庫管理しましょう。
SKUについては【本せどりのコツ】Amazonセラーセントラル出品者SKUの活用方法のブログを参考にしてくださいね。
9月1日に出品したら12月1日を過ぎたら売り切るというように、販売期間が過ぎたものはどんどん売り切る(又は処分)を心がけてください。
売り切りや処分がイヤと言う人がいますが、むしろ残しておくほうがマイナスですよ。
3か月以内で売れると思って仕入れたものが全く動いていない。
ということは4カ月目以降もポロポロ売れていくことは考えにくいし売れる可能性は限りなく低いと思いませんか?
自分が定めた販売期間内に売れているかどうかをしっかり確認しましょう。
アナタの大切なお金をただ寝かせているだけにならないように、仕入れた本は売れるまでがセットと考えておきましょう。
どうしても処分しなければいけない時は、もったいないと思う心を鬼にして在庫整理する気持ちも大事です。
本せどりで利益が残らない原因②お金
無駄な出費がありませんか?
特にマカドやプライスターなどの在庫管理有料ツールを使っていると
- 毎月の売り上げ状況
- 仕入れ金額
- 送料など
これら自動で計算され利益が表示されます。
ですが、表示された利益からAmazonの小口手数料や今月の仕入れ金額を差し引かないと正確な利益とは言えません。
プライスターは自分で必要経費を手入力できますが、入れていない人が多いですよ。
プライスターやマカド上では粗利10万円あったとしても銀行口座には全然お金が入っていないという結果になってしまいがちです。
固定費
固定費とは毎月必ずかかるお金です。
- Amazon小口手数料
- プライスターやマカド
- せどりすとプレミアムなど
例えば上記を毎月使用していたとすると15,680円必ずかかる費用となります。
クレジットカードで仕入れた場合、クレカ支払いにプラスして必ず固定費の15,680円以上銀行口座に入れておかないといけません。
生活の中だったら家賃やスマホ代や食費は必ずかかる固定費ですが
・家賃が支払えなかったら住む場所が無くなる
・スマホ代が支払えなかったらスマホが使えなくなる
生きていくうえで大事なことだから無意識に必要な固定費は使わないようにしていますよね?
生活の中だったら無意識にできているのに、せどりでは固定費の概念がなく全くできない人が多い。
これが現状です。
仕入れ代金
仕入れ代金は使いすぎていませんか?
特にクレジットカードで仕入れをする人は注意してほしいのですが
仕入れに夢中になって仕入れすぎて、思ったよりも仕入れ費用が多くなってしまった!ということはよくあります。
使い過ぎをしていいのはお金や在庫のコントロールができるようになってからですよ。
せどり初心者さんは最初のうちは狙った金額で売れないし予測を見誤りがちです。
- 出品者増加
- 新しい版が出てきて売れない
- 価格設定間違いとか
失敗を繰り返して乗り越えて成長していくものです。
せどり初心者のうちは自分のお金や在庫コントロールができるまで仕入れ代金の管理はしっかり行いましょう。
その他
備品や送料の予算もあらかじめ決めておき、必要ない経費がないかを見直しましょう。
必要ない経費の代表例として、使わないツールやコミュニティやサロンなどが挙げられます。
月に1,000円や数百円など毎月換算で考えるとそこまで痛い出品ではないけれど、1年に換算すると万を超えるのはよくある話です。
クレジットカードの明細や銀行から自動引き落としになっているものを確認して、本当に自分にいま必要なものかどうかを見極めましょう!
お金が原因の解決方法
お金は毎月予算をきちんと決めましょう
仕入れにいくら使うのか?
送料などの固定費はいくらかかっているのか?
現状把握してからプランを組み立てましょう。
クレジットカードを使って仕入れをしている人は、お小遣いアプリでもいいのでこまめに記録をつけるクセをつけましょうね。
例えば月に10万円仕入れに使えるとしたら、お小遣いアプリに10万円の予算を入力して日々の仕入れを予算から引いていくという感じです。
こういったクセをつけていくと、予算以上の仕入れをしにくくなるので、利益が知らないうちに消えてることは無くなります。
使えるお金は純利益のみ。
知らないうちに生活費として使っている人が多いですよ~。
また入金状況によって変わるので、定期的な予算見直しを忘れずに行ってくださいね。
本せどりで利益が残らない原因③出品
仕入れただけで出品していないのではないですか?
仕入れが楽しいのはわかりますが、仕入れをしているだけでは1円もお金は入ってきません。
代表例として”仕入れに行かないと病”にかかっている人も多いですね。
僕も過去にブックオフに行かないと他の人に取られるから行かないと!と変な強迫観念を持っていた時期もありました(;^_^A
稼げない不良在庫が足を引っ張っている
出品していない本は不良在庫です。
例えば1ヵ月300点在庫を持っているうち
・200点は3か月以内に仕入れた在庫
・そのうち100点は3ヵ月以上も持ち続けている在庫
このような場合は100点の不良在庫ができあがってしまいます。
ということは100点が利益増加の足をひっぱっている在庫になってしまっています。
タチが悪いのが200点の在庫のどれかが、足を引っ張っている100点の在庫ぶんのマイナスを、カバーしてしまっているのです。
本当はもっと利益が残るはずなのに、無駄がカバーできてしまうから原因がうやむやになってしまいますよね。
眠っているセット本
セット本がそろっていなくて家に眠っている人の話もよく聞きます。
1冊でも足りなかったらセット本として出品できません。
いつか揃うからと出品できる期間まで保管しておかないといけなくなるのは、単なる不良在庫の増加に直結しているのです。
最低仕入れ単価が110円がゆえに仕入れをたくさんできているように感じていても、実は未出品の在庫が複数あってもお金を使っていないように見えてしまうのも悪い習慣ですね。
出品が原因の解決方法
仕入れたら出品する!を徹底することです。
仕入れただけで出品しない状況を防ぐには2種類あります。
- 外注化
- ルーティン化
外注化は家族にお願いするとか出品代行会社にお願いするなどです。
費用的に外注化が難しい場合は、ルーティン化がおすすめです。
やり方は毎週必ず月曜日に出品するなど決めておいて、なにがなんでも月曜日になったら出品作業をするようにします。
決めた出品サイクルで出品作業をしていると、自然と1週間の流れができてくるので慣れるまで頑張りましょう♪
1日の売り上げを把握しよう
客観的に数字で自分のせどりの状況を知ることの第一歩として、1日の売り上げを知ることからがやりやすいかもしれません。
せどりは再現性が高いので同じような仕入れをやっていれば毎月同じような結果になります。
同じような仕入れをしているのに、先月と今月とで全く利益が違うとなると必ず原因が隠れていますよ。
例えば同じような仕入れで10月の1日売り上げ平均が1万円なのに対して、11月の売り上げ平均が5,000円と、これだけ変化するのはおかしいです。
1ヵ月の売り上げ平均単価を計算しておかしいと思ったら修正するきっかけになりますからね。
- 在庫の質やフレッシュさはどうかな?
- 価格改定をしていないのかな?
- 販売期間を過ぎている在庫が多いのかな?
なにか気づく原因があると思います。
1日の売り上げに一喜一憂するのではなくて平均の売り上げを俯瞰してみて判断するようにしましょう。
まとめ
在庫/お金/出品それぞれの問題点を見つけ改善して利益を残していきましょう。
仕入れが楽しいとか勢いでどうにかなるとか思っている人は、残念ながら本どり力は伸びにくいものです。
利益を出すには数字管理が大切。
自分の大切な時間を使うからこそ努力が大事ですよ。
面倒なことをやればやるほど稼げる可能性は高くなりますので、粘り強く本せどりを実践していきましょう♪
今日も仕入れ頑張っていきましょ~!