本せどりの仕入れ基準｜資金が赤字にならないための運用方法

どうも♪
本せどり歴19年目突入のコータです♪


本せどりってカンタンそうに見えて実は奥が深いものです。


回転率を考えないと利益はあげられないし、利益率を重視していては回転率が悪くなってしまいます。


本せどり初心者さんが迷う以下3点について解説していきます。

仕入れ基準を明確にしてアナタに合った仕入れをしていきましょう。

本せどりの仕入れ基準と回転率

本せどり場合の適正と判断できる回転率は以下の通りです。

が適正な回転率になります。

わかりやすく数字化してみると

・100冊FBAの在庫を持っている場合は、毎日1冊ずつ売れている
・100冊自己発送の在庫を持っている場合は、毎日2冊ずつ売れている

といった計算になります。

本せどりだけでなく、せどりの全ジャンルで現在の在庫回転率をチェックと利益率はとても大事なチェックポイントです。


アナタが思うような利益を上げていくために、まず仕入れている在庫の回転率をチェックします。


持っている在庫に対して十分な回転率があれば、アナタの仕入れ基準は間違っていないことがわかります。

もしも％が下回っている場合は仕入れ基準を見直す必要がありますよ。

せどりで得たい利益と利益率を明確にする

まずはアナタが本せどりで得たい利益と利益率がどれくらいかを明確にしてみましょう。

☑月に欲しい利益：30,000円

本せどりの場合は利益率30～50％で実現可能です。

本せどり初心者さんの場合は毎回利益率30～50％とはいかない可能性もあります。

1か月で1万円稼ぎたい人と10万円稼ぎたい人は、仕入れ量から全く変わってきますのでシミュレーションしてみましょう。

☑本せどりで月に稼ぎたいお金3万円
☑得たい利益率を30％

このように仮定して計算してみますよ。

仕入れ資金を見直す

月に仕入れに使えるお金を割り出しと見直しを行います。

おおよそ月商（月の総売上）が10万円あれば3万円の利益が得られる計算となりましたね！

月商10万円を達成するには、約半分のせどり資金が必要ですので4万円ほどのせどり資金を確保しておく必要があります。

このように現在の使える仕入れ資金から計算してみても、現在の仕入れ基準がどうなっているかを確認できます。

自分が稼ぎたい利益率に沿った仕入れと回転率を両立させなければいけないので、希望の利益率を明確にしその希望が実現可能かどうか認識しましょう。

販売比率を確認し仕入れ基準を確立しよう

実際に仕入れる際に以上の項目を見ていきます。

事前に販売比率を知っておけば、仕入れに行った時に確認するのは平均価格になるので時短に繋がります(^^)

販売比率を求めよう

販売比率を知れば狙った期間で売れていくかどうかを判断できます。

3ヵ月で10回販売されていて、平均出品者15人程度だったら3ヵ月内に売り切れる確率が高いことから、3ヵ月の販売数の目安がわかりますね！

■3ヵ月の販売数と出品者数仕入れ基準目安
3ヵ月で10回以上売れていて、出品者平均が15人程度を目安とする

平均価格相場を確認する

平均価格は過去売れた相場と全期間分の相場を確認し、3ヵ月で売れた平均相場を確認しましょう。

■平均価格仕入れ基準目安
直近と全期間分に大幅なズレが無いものを目安とする

Amazonランキングは確認する必要あるの？

他の本せどらーさんがどう考えているかは不明ですが、僕はAmazonランキングはリサーチに必要ないと思っています。


なぜなら、Amazonランキングは日々変動していっているからです。


ランキングの上昇は、直近で該当の商品が売れれば自動的にランキングが上昇します。


なのでランキングが上がっているということは、直前で売れたんだな～と認識するくらいで「ランキングが上がっているから仕入れないと！」とはなりません。


ランキングが上位のものは、常に売れ続けているからランキングが下がることなく売れているという証拠にもなります。

仕入れ基準が決まったら実践

■月に得たい利益：3万円
■利益率30％で月商10万円以上だったら3万円達成可能！
■仕入れに必要な資金：4万円ほど

■3ヵ月の販売数と出品者数仕入れ基準目安
3ヵ月で10回以上売れていて、出品者平均が15人程度を目安とする
■平均価格仕入れ基準目安
直近と全期間分に大幅なズレが無いものを目安とする

このように仕入れ基準は人によって若干違いはあるものの、見るべきポイントは総合的には同じところを見ているはずです。


アナタの場合はどうなりますか？
計算してみてくださいね！

過去の販売数から見るAmazonでの回転率

仕入れの都度で手に取っている本が回転率が良いかどうかは、販売比率の計算方法で算出できますが、単純に考えて1ヵ月内に何回売れているかで判断できますね。

毎回計算するのも面倒ですので、おおまかな目安を覚えておくと良いでしょう。

ただし利益の回収率だけを考えた超回転率の良い仕入れは、そのぶん在庫の減りも本当に早く高利益よりも薄利になります。

仕入れ量が必須ですから、頻繁に仕入れに行ける人が向いています。


本業が忙しくて本せどりの仕入れにあまりいけないという人は、超回転率がいい本/回転率がいい本/ロングテールの本の割合を考えたほうがいいですね。


なかなか狙った利益を得るというのは難しいところですが、なにも考えずに仕入れするのは本当に危なく資金ショートをおこしてしまうので、ある程度の計画性は本当に大事ですよ。

仕入れ基準をガチガチにしてしまうと…？

本せどりの回転率を重視するのは売り上げをあげるうえでとても大事なことですが


仕入れ基準をガチガチにしていると、仕入れ量が減ってしまうというリスクもあります。


ある程度の遊び幅は大事なので、仕入れ基準ガチガチにせずに「おおよそこれくらいだな」という感じで少し気持ちを緩めましょう。

最適な価格改定をしているのかチェック

在庫がどれくらい売れているかも大事ですが、それと同時に適切な価格で販売しているのか？というのも考慮しなければいけないポイントです。


仕入れて出品したら出品時の価格のまま放置していまーすっていう人が多い中、コンスタンスに売っている人はライバルが出品している価格等を加味して毎日価格変動をさせています。


商品すべてに適正価格や平均相場というものがありますが、残念ながら適正価格や平均相場を下回っている場合、いつかどこかで平均相場まであがってくるだろうと思ったらなかなか相場があがらず、3か月ほど相場が下回ったまま…ということも考えられます。


平均相場が回復しない理由のひとつとして、ライバルが現在の相場に寄せて出品しているから相場が上がらないということもあるので、あまりにも相場からかけ離れた値下がりかたをしているのであれば、適正価格で待つというのも方法の一つです。


とは言え適正価格又は平均相場とは大きく離れずな価格を推移している場合は、日ごろから適切な範囲の価格改定っていうのが素早く売れていく流れを作ってくれます。


回転率の％は問題なかったとしても価格改定を全くしていなければ、売れるタイミングをかなり逃していることになるのでモッタイナイです。

回転率が悪い理由を探そう

本せどりで仕入れたものが思った回転率で売れない…という時は、必ず仕入れ基準のバランスが崩れているからという原因が多いです。


よくブログでも言っているのですが、なにか思った通りに進まないな？と思った時は原因追求を放置しないようにせずに

どうしてそうなったんだろう？

失敗が怖いと思う時に読んでほしいこと

失敗するのがイヤだなと思う人もいるかもしれませんが、失敗は成功の元と言いますから、失敗を感じさせないくらい成功への第一歩にしてしまえばいいんですよ(*’▽’)

などなど、それぞれ悩みのポイントがあるでしょう。


悩みのポイントで立ち止まってしまったら、それ以上の成長は見込めません。


きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、”悩みのポイントからどうやって脱出するのか”を考えて自分なりの答えをだすことに、成長のカギが隠されているイメージです♪


今ガンガン稼いでいる先輩せどらー達も、一度や二度ではなく何度も悩みの壁にぶつかってよじのぼって…をくり返していますから。


最初は基本に忠実にやりながら、慣れてきたころに自分のオリジナリティや発見を取りいれていけばいいですよ～

本せどりの仕入れ基準まとめ

僕のおすすめは自分の基準を決めてしまってルールを設けて機械的に淡々と作業していくのが一番早いと思っています(‘ω’)ノ


毎日の感情に左右された仕入れは仕入れ基準がボヤけてしまうので、あくまでも淡々と機械的にやっていくっていうところがポイントです。


狙った利益が出たり計画的に本せどりができた時は、思いっきり「やったー！」と自分をほめてあげてくださいね♪

仕入れってカンタンそうで難しい感覚がありますが、実際はやっていくうちに頭でも理解しはじめるものです。


やっている時は「なんで？」と思っていることでも、自分の中で説明ができるようになると応用もきいてくるのでどんどんリサーチしていきましょう。


今日も仕入れ頑張っていきましょ～！