どうも♪
本せどり歴19年目突入のコータです♪
今日は4分ほどで読めるセット本せどりを極めるコツやノウハウを解説していきます。
セット本せどりは、面倒くさい・売れない・儲からないの三拍子で思っている人が多いようですが、本せどり歴19年の僕からするとセット本せどりはカンタン・売れる・儲かるの世間のイメージから真反対の体感を持っています。
セット本せどりほど自由度があって売りやすい方法はありません。
Amazonカタログがあるセット本はもちろん、Amazonカタログが無くても関係なく売れるノウハウを学んでいってください。
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ブログでは解説できていない部分も動画では解説しているので、ブログと合わせて参考にしてみてください。
セット本せどりで売るための2つのポイント
セット本仕入れには以下の2つの仕入れかたがあります。
- ①仕入れる本が決まっているセット本仕入れ
- ②仕入れる本決まってなく自由度があるセット本仕入れ
それぞれを詳しく解説します。
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仕入れる本が決まっているセット本仕入れとは
①は主にAmazonのカタログに依存したAmazonで売る方法です。
例えばワンピース1～100巻セットのカタログがある場合、ワンピースの1～100巻を必ず仕入れないとAmazonで出品できません。
メリットは仕入れる本（商品）が明確なため迷わないで仕入れができる。
デメリットは1冊でも抜け巻があると、揃うまで出品できず資金回収ができない。
セット本仕入れと聞くと①の仕入れる本が決まっているセット本仕入れを思い浮かべる人が多いでしょう。
仕入れる本が決まっていないセット本仕入れとは
次に②は主にメルカリ等のフリマアプリやヤフオクで売る方法です。
仕入れる本が決まっていないセット本仕入れは、需要がある本だけをピックアップしてセットで売る方法です。
メリットは仕入れ本が決まっていないため自分で工夫して出品できてライバルや相乗りがいないところで売れる。
デメリットはセットにする組み合わせが自分で考えられないと仕入れる本を選ぶのに苦労する。
仕入れる本が決まっていないセット本仕入れはかなり自由度があり、言ってしまえば”なんでもあり”な仕入れ方法。
そのためコツやノウハウが必要となるのでセット本仕入れ初心者にはハードルが高いと思われますが、慣れれば簡単に仕入れ可能です。
メルカリで売るセット本の販売履歴を調べる方法
メルカリで売る場合はkeepaが使えずに過去にどんなセット本が売れたのか調べられないと思われていますが、メルカリで売り切れたものを調べれば過去データを確認できます。
メルカリを使った過去データのリサーチ方法完全版ブログを参考にしてください。
セット本せどりがカタログなしでも売れるためのポイント
- 1.尾田栄一郎先生のワンピースを100巻集めると具体的なコミックタイトルを思い浮かべてまとめて仕入れてセットにする
- 2.ワンピースの作者である尾田栄一郎先生のコミックをまとめて仕入れてセットにする
- 3.尾田栄一郎先生のコミック以外（設定資料集など）をまとめて仕入れてセットにする
- 4.ワンピースの掲載誌である少年ジャンプの人気作品のコミックをまとめて仕入れてセットにする
- 5.ワンピースと同じカテゴリーの少年漫画やファンタジー作品の人気なものをまとめて仕入れてセットにする
1～5までを並べましたが、1に近づくにつれてワンピースの具体的な例になっていき、5に近づくにつれてワンピースと段々離れた抽象的な例になりますよね。
このように1だけでなく2～5までの括りでもセット本として成立するんだよということなのです。
一回コツを覚えてしまうと、かなり自由に仕入れができるようになり「なんでもセットにできるな！」と楽しくなるので、頭を柔らかくして挑みましょう！
今日のポイントを頭に入れておくだけで、これから解説するポイントがわかりやすくなりますので、しっかりと覚えておいてください。
セット本せどり初心者さんがまずはじめに取り組むこと
セット本せどり初心者さんがセット本仕入れを実践する時は、必ずいま揃っている本をリサーチし仕入れましょう。
セット本せどりに慣れてくると、いまセット内容が揃わなくても後々仕入れてセットを完結できますが、セット本せどりをあまりやっていないせどらーさんは後から仕入れるが上手にできず不良在庫にしてしまうケースが多いので注意しておきましょう。
人気長編漫画などの最終巻を知る2つの方法
- ①インストアコードを見て【完】の表示があるかを見る
- ②本を直接見て最終巻や完結と書いていないかを見る
①はブックオフのインストアコード（値札）の表記を見て最終巻と判断する方法です。
②は本の帯や裏表紙を見て、感動の最終巻！とか堂々完結！などの文章を読み取り最終巻だと判断する方法です。
最初のうちは①と②をどちらも見て最終巻を判断してみましょう。
慣れてくるまでリサーチは控えておいたほうがいい2つのコーナー
ブックオフの各コーナーにはリサーチを積極的に行いたいコーナーと、リサーチは数回に1回で良いようなコーナーがあり、今回は例としてハーレクインとライトノベルについて解説します。
ハーレクインのコーナー
ハーレクインという英語圏の出版社が発売している本です。
日本語版はハーパーコリンズ・ジャパンという会社が出版しています。
100円＋税で売っていることが多いのですが、高値で売れる本が少ないためリサーチしても仕入れ本が見つけにくい傾向にあります。
ライトノベル
ライトノベルはラノベと略され親しまれている小説の一種です。
ここ10年ほど前からライトノベル発のアニメなどのメディアミックスが盛んになり、アニメの原作としても注目されることが多くなりましたね。
なにが小説でなにがライトノベルかの線引きがわかりにくいところがありますが、ライトノベルは表紙や挿絵が萌え系や流行りのアニメっぽいイラストが多用してあるものと覚えておくと見分けがつきやすいかもしれません。
ライトノベルはアニメ化や映画化に関連するものが多く、値動きが激しいので110円で仕入れられたとしても、仕入れた当日から出品で動きだすくらいの行動力がないと難しいです。
特に深夜アニメの原作になっている場合、アニメ放映時は価格が上昇していてもアニメ終了するとガクンと下がっていくため注意が必要です。
アニメが好きすぎてラノベ仕入れが得意！という状況になればどんどん仕入れてもいいのですが、セット本仕入れに慣れるまではライトノベルは避けたほうがいいタイトルです。
セット本仕入れリサーチを飛ばすコーナーの考えかた
ハーレクインやラノベのように高値で売れる本が少ないコーナーはリサーチを飛ばす選択肢もありますね。
過去にリサーチを一生懸命やったことがあるコーナーをアナタの判断で飛ばすのはＯＫですが、見たことがない・食わず嫌いでコーナーを飛ばすのはＮＧです。
まずは自分で一通りリサーチしてみて、その結果「このコーナーは自分に合わないからリサーチを飛ばそう」と判断するようにしましょう。
ブックオフの値下げ傾向をつかむ
「値下げしました。プライスダウン」などの値下げを表すポップがあれば、そのコーナーを全体的にチェックしましょう。
トコロテン（値下げ）されている確率が高いです。
☑児童書は値下げしない
☑コミックは値下げしない など
店長の意向や買取状況によって、各ブックオフ値下げの実施具合は全く違います。
値下げを実施できるブックオフは、それだけブックオフの買取ができている証拠です。
ブックオフのクセを見抜けるようになってくると、
☑コミックを仕入れるならブックオフ〇〇店が仕入れやすいな
☑絵本仕入れはブックオフ△△店が仕入れられるな
などの知識が増えていきます。
シリーズ本を仕入れるか見極める
クッキング・レシピ編
クッキング・レシピのコーナーに行くと、レシピ系の本が並んでいます。
その中でも、男子ごはんやsyunkonカフェごはんは人気シリーズのひとつ。
長いシリーズはそれだけ支持者がいるということ。
つまりは根強い人気があると判断できるのでセットで買いたい人がいると判断できます。
雑誌（自動車・バイク）編
雑誌も一緒シリーズものと同様で長く続いている雑誌は根強いファンがいる証拠です。
動画撮影時には自動車・バイクコーナーから似た名前のシリーズを見かけたので目についたのでリサーチした感じです。
雑誌は人気が衰えると廃刊・休刊になってしまいますが、このシリーズだけは人気がある！というものもありますので、シリーズものは検索するクセをつけましょう。
本棚を見てセットに出来る本を探す視点を持つ
僕はブックオフでセット本仕入れの対象を見つける時は、棚の中でセットにできないかな？という視点でチェックしています。
- 同じ著書の本でのセット本
- 同じカテゴリーの本でのセット本
- 同じ関連の本でのセット本
などのきっかけになる本があれば、メルカリでリサーチして売れた形跡があるかを調べます。
同じ著書でまとめて売れないか考える
同じ本が数冊ならんでいるのが目に入りました。
同じ著書の本が並んでいたらセットにできないかリサーチします。
例：松下幸之助 セット
同じタイトルが数冊ある場合、人気があってダブっている本になるため単品仕入れでは仕入れ対象になりにくいのです。
ですが、人気があるから手に取る人も多く読んだらブックオフで買い取ってもらったという事実は変わりませんよね。
こういう時は単品仕入れという考えではなく、セットにしたらより高く売れるものがあるのだろうか？と視点を変えてみましょう。
もしかするとその場でセットにできる本が見つかるかもしれないですし、今後の仕入れにプラスになる知識が得られるかもしれません。
仕入れられなかったからと言って、今やったメルカリのリサーチが無駄になるのではなく、知識を得ることで今後のプラスになるアイデアやスキルを得るという視点もすごく大事です。
日本人作家の文庫本編
小説は基本的にハードカバータイプやソフトカバーでB6サイズなどの大きさで発売されます。
人気が出た小説や単行本タイトルは文庫版になって発売されることがほとんどです。
日本人作家さんの新刊発売から文庫化の流れは、他の文庫化に比べるとわりと早い時期に発売されることが多いため、通常の小説サイズよりも文庫版のほうが売れやすい傾向です。
文庫の良さは保管場所が小さくて済む、持ち運びがラクという理由から人気があります。
- 湊かなえ
- 村上春樹
- 村山由佳
- 東野圭吾
- 伊坂幸太郎
など、過去作をたくさん出してヒットさせている作家さんはセット本にしやすく集めやすいと思います。
メルカリで検索して売れた形跡を見て傾向をつかみましょう！
絵本・児童書コーナー編
絵本仕入れ完全版は↑のブログを参考にしてください。
絵本仕入れは他のコーナーとは比が無いくらいのシミなどの汚れ・折れなどの痛みがある場合があり、背表紙や名前を書く欄に元持ち主のお名前が書いてあることも。
激しい痛みは親御さんも気になる人が多いので、より綺麗なものを選ぶようにしましょう。
手芸・ソーイングコーナー編
棚におりがみ系の本が固まっていたので目につきました。（画像赤枠部分）
その中でもかわいいおりがみ手紙が二冊あったので、それをベースにしてセットにして売れないかを考えました。
かわいいおりがみ手紙 セットで検索していいセットがないかな～とリサーチできますね。
おりがみ好きな人もそうですが、保育士さんなどにも需要がありそう。
写真集コーナー編
人気アイドルや俳優さんの場合1冊だけでなく数冊写真集を出していることが多いです。
僕が撮影時に行ったブックオフは元モーニング娘の安部なつみさんの写真集が数冊あったので、セットにできないかを検索してみました。
残念ながらこのブックオフでは高くて仕入れなかったのですが、メルカリでリサーチした知識はムダにはなりませんので、他のブックオフで仕入れられたら仕入れてもいいなーという感じです。
スポーツコーナー編
スポーツコーナーで人気な方と言えば、羽生結弦さんです。
羽生結弦さんが特集されている本をまとめてセットにするのも需要があるので売れるセット本になります。
赤本・学習コーナー編
赤本は直近2カ年・3カ年とあるので被らないように同じ大学を出品してあげると売れる確率が高まります。
赤本には書き込みが入っていることもありますが、勉強した証として喜ばれることもあるので、書き込みありでも売れます。
他にも学習コーナーでは、TOEICや簿記などの試験科目でまとめてセットで売るのも需要がありますよ。
ドラえもんの学習シリーズ編
↑のブログでも解説していますが、学習シリーズはドラえもんの他にもちびまる子ちゃん/クレヨンしんちゃん/コナンなどがあり数冊まとめてセット売りができます。
ドラえもんの学習シリーズは現在（2023.7月時点）で90冊以上出ている人気タイトルです。
2-3冊セットや10冊程度セットにするなど、冊数が多くなるとその分利益も増えますよ
冊数が多すぎると送料問題もあるので多すぎず少なすぎずが良いかもしれませんね。
110円で仕入れられることも多く、名前が覚えにくいので写真など撮ってすでに仕入れている本をダブって仕入れないようにする工夫も必要です。
限定版/特装版仕入れ編
限定版コミックと特装版コミックとありますが、２つの違いは
☑限定版は重版されない
☑特装版は重版される
と言われていて、限定版のほうがあとあと価値が高まる可能性大なのですが、限定版も特装版も通常コミックより
- 通常コミックと限定版・特装版でそれぞれ表紙が違う
- 特別グッズが封入されている
- 豪華なボックス仕様になっている
などの特徴がありますので、普通のコミックと違うような形状のものはリサーチすることをおすすめします。
未開封が良い場合もありますが、未開封でなくても特典に欠けがなく揃っている開封品でも高値になる場合があります。
通常コミックと違い特捜版や限定版はサイズ感や見た目に大きく差があり目立つので、コミックの棚をリサーチしている時に棚から飛び出るように置いてある本や明らかに分厚い本を見つけたら迷わずリサーチ！
1つのブックオフで限定版や特捜版が置いてある数はそこまで多くないので、全部リサーチしても5～10分くらいしか時間はかかりません。
※ブックオフによっては限定版/特捜版をまとめた棚を作っているところもあります。
ワイド判/完全版/文庫版などのタイトル派生をリサーチする
コミックタイプに人気が出ていくと表紙が一新されワイド判サイズとなり発売されるケースがあり、完全版コミックとも呼ばれています。
ワイド判サイズだけでなくA6版のようなサイズで発売される文庫版として発売されるケースもあります。
- ドラゴンボール
- スラムダンク
- タッチ
- MONSTER
- るろうに剣心 他
完全版コミックは通常のコミックよりも定価が1,000円以上が多いです。
セットにすると利益も出やすいし回転も良いのですが揃えにくいのがデメリット。
仕入れのポイントは110円などの価格である時は、最終巻付近を単品で仕入れると良いでしょう。
ところてんリサーチも忘れずに。
ワンピースなどの長編コミックの仕入れ裏技
ワンピースのような長期間連載されているコミックは巻数が膨大にあり、全てを揃えるのは大変。
現在106巻が最新刊（2023.7月現在）ですが、102～106巻などの最新刊の直近巻をあつめたセットでも売れています。
110円で仕入れられるなら102～106巻集めても660円なので、十分利益の上乗せを狙えますよ。
Amazonのカタログだと1～最新刊までのセットや1～100巻セットなど決められていますが、メルカリはAmazonカタログに依存しないので自由度の高いセットが組めます。
※売れた履歴があるかどうかを確認して、より売れ残りがないセットを組むようにしましょう
セット組コーナー値札の特徴
セット組コーナーの値札は赤は完結、青（紺？）は続巻と色でわかれています。
ブックオフに入荷した日付も書いてあるので、リサーチする時は1ヵ月以内のものを見ましょう。
1冊あたり100円以下になるセット組はブックオフの最安値（110円）を下回っていることになるので、1冊あたりの単価が100円以下のものを中心にリサーチしていきましょう。
上の画像の場合は1冊100円以下に加えて20％オフになっているので、1冊あたり80円ほどで仕入れられる計算になりますね。
ここでメルカリやAmazonで検索して利益がでるようだったら仕入れる流れです。
セット組仕入れの注意点
青の値札は未完結なので、セット本仕入れに慣れていないせどり初心者は赤を重点的にリサーチするようにしましょう。
未完結は新刊がでると相場が変わる可能性が高いので、せどり初心者にはハードルがあがりますので、経験値を積んでから挑むようにしましょう。
おまけで付加価値を付けた仕入れをする
ハリーポッターはセット本で人気のものですが、おまけをつけるとさらに値段が跳ね上がります。
通常の上下巻セットにプラスして関連本である”ハリーポッターと呪いの子”をおまけとして付けます。
ハリポッターだけでなく、どのセット本にも関連する本（設定資料集や映画の来場者特典など）を付けると付加価値がつき、普通のセット本よりも高く売れる傾向です。
まとめ
いかがでしょうか？セット本はAmazonカタログにあるものだけでなく、需要があるものをピックアップしてあなただけのセットを作る方法もあります。
知識がついてくるとセット本にするパターンもかなり増えていくので、日々のメルカリリサーチもすごく大事ですよ。
ブログと動画を何度も見てコツを覚えていってくださいね。
コータにわからないところを質問したい方はLINEでお気軽にご相談くださいませ。
おまちしております。
